2019.9/13fri~29sun
iakuは2012年に劇作家の横山拓也が大阪で立ち上げた演劇ユニットです。緻密な会話が螺旋階段を上がるようにじっくりと層を重ね、いつの間にか登場人物たちの葛藤に立ち会っているような感覚に陥る対話中心の劇を発表しています。ここ数作は、いわゆる標準語での台本を書いていましたが、今回はがっつりと関西弁口語でお送りします。関西弁は、ユーモアを込めやすく、キツい指摘(ツッコミ)にも特有の柔らかさが滲んだり、言葉に愛が宿っているのがアリアリと感じられたり、こんな風に説明すればするほど野暮になってしまうような、温度とニオイがある方言だと思います。お笑い芸人のような「技術」ではない、大阪に住む市井の人たちの可笑しみのあるやりとりで、登場人物たちの生活を鮮やかに描いていきます。そして、そのやりとりは、日常を切り裂いてくるような出来事を残酷に浮かび上がらせることにもなり得ます。しかし、人は強い。強いと信じたい。そんな作品を今回も作りたいと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
作・演出 横山拓也
2019年、iakuの最新作は、大学生の娘とその母の二人暮らしを中心に、彼女たちの生活圏内にある、恋愛、仕事、健康、将来、などを見つめる作品になります。とりわけ、娘と母、二つの世代の恋愛模様、そして、成人がんと小児がんの間にいる世代(15歳〜30代)=AYA世代(Adolescent and Young Adult)が罹患する癌について取り上げ、『命』や『将来』と向き合う家族、周囲の人間たちの姿を、現実的な視点で描きます。
出演は、娘役に映画などを中心に活動している新進女優・辻凪子、母親役に個性的なキャラクターで舞台や映像等で活躍している枝元萌、また、娘の同級生役に関西を中心に活動する人気劇団・劇団Patchの田中亨、娘の恋愛に干渉してくる先輩役にiakuで最多出演の実力派女優・橋爪未萠里、母が想いを寄せる職場の同僚役には、様々な舞台にひっぱりだこの瓜生和成と、本作品のイメージを最大限膨らませてくれるメンバーでお送りします。
階段しかないマンション。古い間取りの3DK。散らかったダイニング。明日も履くジーパンが脱いだ形のまま放置されている。未開封のダイレクトメール。二年前のままのアロマスティック。トーストの粉がついたマーガリン。終わらない課題。持ち帰った仕事。インクが切れたボールペン。ミシンの音がうるさい。飲みかけのペットボトルと食べかけのビスケットは捨てていいのかダメなのか。ダイレクトメールの束に、再検査のお知らせが混ざっていることにも気づかないような、だらしない娘と母の二人暮し。だけど、今、二人は恋をしている。はじめての恋と、二十年ぶりの恋。高鳴る胸が騒がしい。
辻凪子
1995年9月1日生まれ。大阪府出身。A型。京都造形大学映画学科卒業。在学中から間寛平座長 劇団間座の座員になるなど、大阪を拠点に舞台、映画に多数出演。2019年に本格的上京。近年の代表作に NHK連続テレビ小説「わろてんか」 主演映画「温泉しかばね芸者」(鳴瀬聖人監督) 監督主演映画「ぱん。」(阪元裕吾・辻凪子 監督) 等 喜劇女優を目指している。
枝元萌〈ハイリンド〉
1976年6月15日生まれ。滋賀県出身。加藤健一事務所俳優教室修了後、劇団「ハイリンド」を結成。女優として舞台、映像で幅広く活動している。
近年の主な作品に、舞台こまつ座「私はだれでしょう」、関西テレビ開局60周年記念「ミュージカル ハル」
連続テレビ小説「わろてんか」(NHK)、ドラマ「グッドワイフ」(TBS)、「ゼブラ」(CBC)などがある
田中亨〈劇団Patch〉
1999年2月15日生まれ。大阪府出身。2015年に行なわれた第4回 劇団Patchオーディションでグランプリを受賞し、俳優としての活動をスタート。舞台「磯部磯兵衛物語」「羽生蓮太郎」「大阪ドンキホーテ」「SPECTER」などの劇団公演のほか、キャラメルボックス「エンジェルボール」などの舞台に出演。また、ドラマ「女子的生活」「大阪環状線 -Part3-ひと駅ごとのスマイル」などの映像作品にも出演。
橋爪未萠里〈劇団赤鬼〉
1988年2月22日生まれ。兵庫県出身。A型。神戸に生まれ、神戸で育つ。2007年に神戸を拠点とする「神戸から飛び出したホッとプレゼンターズ」劇団赤鬼に入団。他にも客演多数。iaku作品にはすでに7作品に出演。iaku作品には欠かせない存在となっている。
瓜生和成〈小松台東〉
1970年 千葉県出身
小松台東 所属
1996年「銀河鉄道の夜」で白井晃氏と出会い、遊◎機械/全自動シアター等に出演後、数々の舞台作品に携わる。2000年から2018年まで東京タンバリンに在籍。2019年より小松台東の劇団員となる。
近年の舞台出演作に ブルドッキングヘッドロック「田園にくちづけ」、小松台東「消す」、ONEOR8「ゼブラ」等。
★16日(月)・・・終演後アフタートークあり
・・・追加公演
※受付開始は開演の45分前、開場は30分前
※上演時間は、90分~100分を目指して製作しています
※開演いたしますと入場を制限させていただく場合があります。時間に余裕をもってお越しください。
東京都目黒区駒場1-11-13
TEL 03-3467-2743
MAP
京王井の頭線「駒場東大前駅」 東口より徒歩3分
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、
お越しの際には公共交通機関をご利用ください。
【発売日】一般8月4日(日)10:00〜
【料金】日時指定・自由席
前売3,300円 予約3,500円
当日3,800円
U-25(前売・当日共)2,000円
高校生以下(前売・当日共)500円
※前売は、事前入金となります。指定の口座に
お振込みください(予約時の返信メールにて連絡)。
振込手数料はお客様のご負担となります。
※U-25は25歳以下の方が対象です
※U-25、高校生以下の方は年齢が確認できるものを
受付にご提示ください。
※高校生以下は数に限りがあります。
※未就学児入場不可。
※当日券の情報はTwitter(@info_iaku)で発信いたします。
【購入】
〈CoRich!〉〉
https://ticket.corich.jp/apply/98979/
〈ローソンチケット〉
http://l-tike.com/iaku-am/(Lコード30016)
TEL 0570-000-407
(オペレーター予約10:00~20:00 Lコード不要 )
ローソン・ミニストップ店内Loppi
〈演劇最強論〉
http://www.engekisaikyoron.net/
(手数料無料 チケット代のみで購入可)
ハンディキャップのあるお客様にも観劇をお楽しみいただけるよう上演台本の貸し出し(公演1週間前~)や、目の不自由な方には、演出家による開場前の舞台美術の案内などを実施いたします。また、車いすでご来場の方は事前にご相談ください。お問合せ:info.iaku@gmail.com
(介助者は1名様まで無料でご入場いただけます)
iaku info.iaku@gmail.com
ライトアイ TEL 080-9759-2383
★26日(木)・・・終演後アフタートークあり
・・・追加公演
※受付開始は開演の45分前、開場は30分前
※上演時間は、90分~100分を目指して製作しています
※開演いたしますと入場を制限させていただく場合があります。時間に余裕をもってお越しください。
大阪市浪速区日本橋3丁目3-19
TEL 06-6635-177
MAP
Osaka Metro堺筋線「恵美須町駅」1A出口から北へ徒歩約8分
Osaka Metro堺筋線「日本橋駅」10番出口から南へ徒歩約10分
南海電車「なんば駅」南口から南東へ徒歩約7分
【発売日】一般8月4日(日)10:00〜
【料金】 日時指定・自由席
前売3,300円 予約3,500円
当日3,800円
U-25(前売・当日共)2,000円
高校生以下(前売・当日共)500円
※前売は、事前入金となります。指定の口座に
お振込みください(予約時の返信メールにて連絡)。
振込手数料はお客様のご負担となります。
※U-25は25歳以下の方が対象です
※U-25、高校生以下の方は年齢が確認できるものを
受付にご提示ください。
※高校生以下は数に限りがあります。
※未就学児入場不可。
※当日券の情報はTwitter(@info_iaku)で発信いたします。
【購入】
〈CoRich!〉〉
https://ticket.corich.jp/apply/98979/
〈ローソンチケット〉
http://l-tike.com/iaku-am/(Lコード30016)
TEL 0570-000-407
(オペレーター予約10:00~20:00 Lコード不要 )
ローソン・ミニストップ店内Loppi
〈演劇最強論〉
http://www.engekisaikyoron.net/
(手数料無料 チケット代のみで購入可)
ハンディキャップのあるお客様にも観劇をお楽しみいただけるよう上演台本の貸し出し(公演1週間前~)や、目の不自由な方には、演出家による開場前の舞台美術の案内などを実施いたします。また、車いすでご来場の方は事前にご相談ください。お問合せ:info.iaku@gmail.com
(介助者は1名様まで無料でご入場いただけます)
iaku info.iaku@gmail.com
ライトアイ TEL 080-9759-2383
舞台美術 : 柴田隆弘
舞台監督 : 青野守浩
照明 : 葛西健一
音響 : 星野大輔(サウンドウィーズ)
演出助手 : 朝倉エリ
ドラマトゥルク : 上田一軒
文芸協力 : カトリヒデトシ
宣伝美術 : 下元浩人(EIGHTY ONE)
チラシヘアメイク : 田沢麻利子
映像収録 : 堀川高志(kutowans studio)
宣伝 : 吉田プロモーション
制作協力 : 徳永のぞみ、高村楓
制作 : 笠原希(ライトアイ)
提携 : (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場(東京公演)
主催 : 一般社団法人iaku