【大阪・劇団・演劇】iaku(いあく)
劇作家・横山拓也

次回公演

モモンバのくくり罠

2023.
11/24fri~12/10sun

東京Tokyo

2023年11月24日(金)~12月3日(日)
シアタートラム

大阪Osaka

2023年12月8日(金)~10日(日)
ABCホール

作・演出
横山拓也

出演
枝元萌
祷キララ
緒方晋
(The Stone Age)
橋爪未萠里
八頭司悠友
永滝元太郎

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これまでの記録

「フタマツヅキ

俺たちはとっくに
どん詰まってたのよ。
ネタにもなんねえ、
芸人とその嫁の人生

2021年初演

二間続きの市営団地。襖の向こうから聞こえてくる落語「初天神」。噺家くずれの父親と、父を嫌う息子、そして父を支える母のいびつな三人家族の再生のドラマ。

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「The last night recipe

二人でこんなにご飯食べてきたんか。
食べることは、
生きることなんやって思った。

2020年初演

ある若い夫婦のいびつな結婚。突然妻が逝去する。妻が日々更新していた「ラストナイトレシピ」というブログに、夫婦の食事の記録がある。夫はそのブログを見ながら、妻との短い結婚生活を回想する。

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「あつい胸さわぎ

「胸、触ったろか?」
「やめてや、恥ずかしい」

2019年初演

大学生の娘とその母の二人暮らし。それぞれの恋愛、仕事、将来、命、そして、親子が向き合うということを、ささやかな暮らしを通して描く。

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逢いにいくの、雨だけど

許すとか、許さないとか、
そういうのはなくて。
僕は、目のことは
僕自身が受け入れただけだから。

2018年初演

幼なじみに負わせたケガのせいで、何もかもが歪んでしまった。あれから長い月日が経ち、あの人は今どうしているだろう。あの事故にまとわりつく罪や遺恨は、きっとどこまでいっても終わりはない。

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「ハイツブリが飛ぶのを

ほんまはわかってんねんで、私も。
ハイツブリは、もう渡って来おへんって。

2017年初演

降灰で白く霞んだこの地で一人、汽夏が夫(秋切)の帰りを待っている。噴火の被害に遭った八人の遺体を埋めた。読経の代わりに思い出の歌をうたおうとしたが、思い出せない。次の冬まで汽夏の体は持つだろうか。

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「粛々と運針

お前、いつからお母さんのこと
「おふくろ」って呼んでんの。

2017年初演

チクチクと針を運ぶ。チクタクと進む秒針。2つの無関係な家庭を縫い合わせてみる。

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「walk in closet

「お母さんは
あんたの味方でいたいねんやんか」
「味方って何。
敵なんかおらんかったのに。
今の今まで」

2015年初演

「息子が同性愛者かもしれない」と勘づいた母親の視点から、セクシャル・マイノリティと家族について描く。

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「あたしら葉桜

あーちゃん、
私が普通に結婚して、
子供産んで、
おばあちゃんになれたら
最高の人生やったのにね。

2015年初演

娘の結婚相手について、歯切れの悪い母の思い。岸田國士「葉桜」を大胆にリライトして、現代的に作り上げた。

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「車窓から、世界の

ここで起きた人身事故も、
駅一つ離れたら「迷惑」
でしかなかったんかな。

2014年初演

舞台は駅のホーム。2週間前、女子中学生3人がこのホームから列車へ飛び込んだらしい。列車を待つ教師やPTA役員。ガールスカウトが主催する「お別れ会」に向かう途中。ショッキングな事件の後の風景。

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「流れんな

見え透いてるくらいが
ちょうどええんちゃうん。
ほとんど見えへんねんから。

2013年初演

貝毒の発生で名物タイラギ漁が休止した港町。流しきれない数多の問題を抱えたある姉妹と地域の一日。

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「目頭を押さえた

枝打ちの事故で亡くなった人を
穢れだって言って、
その喪屋に置くんだよ。
そういう場所なんだよ。

2012年初演

忘れられた伝統葬儀、廃れた因習、名ばかりの喪屋、女子高生が撮る遺影、後継者のいない林業…この土地に生きる無名人たちの肖像。

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「人の気も知らないで

はねられた後、
後続車に踏まれた
右腕の損傷が激しくて、
肘から先、
切断する手術したんです。

2012年初演

春の日曜日の午後。交通事故で入院している同僚を見舞った帰りのカフェ。気分はダウナー。思った以上に彼女の治療痕がショッキングだったから。

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「仮面夫婦の鑑

俺の整形はお前とは違う。
ちょっと落としてんねんから。

2011年初演

夫に黙って美容整形を施した妻。それに怒った夫は、同じクリニックで醜男に整形した。歪な夫婦の容姿を巡る議論劇。

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「エダニク

この建物の堀を超えた途端、
どうしてウチの豚は
モノになっちゃうんですか?

2009年初演

この壁を越えると、生物はモノになる。モノを食べ物にする職人たちの尊さ。屠場における生命と労働のドラマ。

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