【大阪・劇団・演劇】iaku(いあく)
劇作家・横山拓也

次回公演

はぐらかしたり、
もてなしたり

2025.
6/27fri~8/3sun

東京Tokyo

2025年6月27日(金)〜7月6日(日)
シアタートラム

大阪Osaka

2025年7月12日(土)〜13日(日)
吹田メイシアター 中ホール

四日市Yokkaichi

2025年7月20日(日)
四日市市文化会館 第2ホール

豊橋Toyohashi

2025年8月2日(土)〜3日(日)
穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース

作・演出
横山 拓也

出演
異儀田夏葉
井上拓哉(劇団Patch)
瓜生和成(小松台東)
小林さやか
近藤フク(ペンギンプルペイルパイルズ)
高橋紗良
竹田モモコ(ばぶれるりぐる)
富川一人(劇団はえぎわ)

これまでの記録

「フタマツヅキ

俺たちはとっくに
どん詰まってたのよ。
ネタにもなんねえ、
芸人とその嫁の人生

2021年初演

二間続きの市営団地。襖の向こうから聞こえてくる落語「初天神」。噺家くずれの父親と、父を嫌う息子、そして父を支える母のいびつな三人家族の再生のドラマ。

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「The last night recipe

二人でこんなにご飯食べてきたんか。
食べることは、
生きることなんやって思った。

2020年初演

ある若い夫婦のいびつな結婚。突然妻が逝去する。妻が日々更新していた「ラストナイトレシピ」というブログに、夫婦の食事の記録がある。夫はそのブログを見ながら、妻との短い結婚生活を回想する。

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「あつい胸さわぎ

「胸、触ったろか?」
「やめてや、恥ずかしい」

2019年初演

大学生の娘とその母の二人暮らし。それぞれの恋愛、仕事、将来、命、そして、親子が向き合うということを、ささやかな暮らしを通して描く。

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逢いにいくの、雨だけど

許すとか、許さないとか、
そういうのはなくて。
僕は、目のことは
僕自身が受け入れただけだから。

2018年初演

幼なじみに負わせたケガのせいで、何もかもが歪んでしまった。あれから長い月日が経ち、あの人は今どうしているだろう。あの事故にまとわりつく罪や遺恨は、きっとどこまでいっても終わりはない。

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「ハイツブリが飛ぶのを

ほんまはわかってんねんで、私も。
ハイツブリは、もう渡って来おへんって。

2017年初演

降灰で白く霞んだこの地で一人、汽夏が夫(秋切)の帰りを待っている。噴火の被害に遭った八人の遺体を埋めた。読経の代わりに思い出の歌をうたおうとしたが、思い出せない。次の冬まで汽夏の体は持つだろうか。

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「粛々と運針

お前、いつからお母さんのこと
「おふくろ」って呼んでんの。

2017年初演

チクチクと針を運ぶ。チクタクと進む秒針。2つの無関係な家庭を縫い合わせてみる。

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「walk in closet

「お母さんは
あんたの味方でいたいねんやんか」
「味方って何。
敵なんかおらんかったのに。
今の今まで」

2015年初演

「息子が同性愛者かもしれない」と勘づいた母親の視点から、セクシャル・マイノリティと家族について描く。

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「あたしら葉桜

あーちゃん、
私が普通に結婚して、
子供産んで、
おばあちゃんになれたら
最高の人生やったのにね。

2015年初演

娘の結婚相手について、歯切れの悪い母の思い。岸田國士「葉桜」を大胆にリライトして、現代的に作り上げた。

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「車窓から、世界の

ここで起きた人身事故も、
駅一つ離れたら「迷惑」
でしかなかったんかな。

2014年初演

舞台は駅のホーム。2週間前、女子中学生3人がこのホームから列車へ飛び込んだらしい。列車を待つ教師やPTA役員。ガールスカウトが主催する「お別れ会」に向かう途中。ショッキングな事件の後の風景。

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「流れんな

見え透いてるくらいが
ちょうどええんちゃうん。
ほとんど見えへんねんから。

2013年初演

貝毒の発生で名物タイラギ漁が休止した港町。流しきれない数多の問題を抱えたある姉妹と地域の一日。

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「目頭を押さえた

枝打ちの事故で亡くなった人を
穢れだって言って、
その喪屋に置くんだよ。
そういう場所なんだよ。

2012年初演

忘れられた伝統葬儀、廃れた因習、名ばかりの喪屋、女子高生が撮る遺影、後継者のいない林業…この土地に生きる無名人たちの肖像。

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「人の気も知らないで

はねられた後、
後続車に踏まれた
右腕の損傷が激しくて、
肘から先、
切断する手術したんです。

2012年初演

春の日曜日の午後。交通事故で入院している同僚を見舞った帰りのカフェ。気分はダウナー。思った以上に彼女の治療痕がショッキングだったから。

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「仮面夫婦の鑑

俺の整形はお前とは違う。
ちょっと落としてんねんから。

2011年初演

夫に黙って美容整形を施した妻。それに怒った夫は、同じクリニックで醜男に整形した。歪な夫婦の容姿を巡る議論劇。

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「エダニク

この建物の堀を超えた途端、
どうしてウチの豚は
モノになっちゃうんですか?

2009年初演

この壁を越えると、生物はモノになる。モノを食べ物にする職人たちの尊さ。屠場における生命と労働のドラマ。

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