【大阪・劇団・演劇】iaku(いあく)

「逢いにいくの、雨だけど」

第22回鶴屋南北戯曲賞 ノミネート

大きな舞台美術が建った。僕はこの立体アートのようなセットで、いつもの会話劇をやる。台本を書き出す前に美術打ち合わせをして、このプランをもらった。稽古場には仮組みをしたけれど、天井の高さが足りず、セットの模型とにらめっこしながらの日々だった。劇場に入って建て込みを終え、改めてその高さにおののき、この円・階段と俳優・演出家が仲良くなる時間を出来るだけ設けた。いつもの会話劇をきちんとやるために。
打ち合わせでは、「許す」というキーワードが中心にあった。もちろん、台本も「許す」を考察することからスタートした。「許す」を描こうとすると、同時に許される側を描くことになり、許すという行為は許されたい人がいなければ成立しないという当たり前のことに気付いた。そして、すぐに「許す」は一体誰の何を満たすのか、という問いに突き当たった。子どもの間で交わされる魔法のやりとり「ごめんね」「いいよ」だけで片付くはずがない、たくさんの葛藤、ドラマが舞台に乗る。
本日はご来場ありがとうございます。
最後までゆっくりご鑑賞ください。
(当日パンフより)

あらすじ

恋愛、友人、家族の関係の中に発生した嘘やごまかしなどの罪の意識の重なりが歪める人間関係。そこに、突如起きた大きな事故が、彼らの間に妙なバランスをもたらしてしまった。事故の加害者と被害者という立場のはずが、いつしか、簡単な構図では語ることのできない状況に陥っていく。条件や時間では解 決できない、複雑に絡まり合った心の問題が深く横たわり始めるのだった。
子ども同士が幼なじみで、家族ぐるみの付き合いのある、仲の良い二組の家族 。あるとき、不可抗力で、一方の子どもが、もう一方の子どもに大きなケガを負わせてしまい、人生に影響するような障碍を残す。この出来事以降、二組の家族は複雑な関係となり、疎遠となってしまい…。
2018年冬、iakuの最新作は 「許す」を考察する。

2018.11~iaku
逢いにいくの、雨だけどopen

  • 日程・会場
    2018年11月29日(木)~12月9日(日)
    三鷹市芸術文化センター 星のホール

    2018年12月21日(金)~22日(土)
    八尾プリズム小ホール(八尾市文化会館)

    作・演出:横山拓也

    出演
    尾形宣久(MONO)
    橋爪未萠里(劇団赤鬼)
    近藤フク(ペンギンプルペイルパイルズ)
    納葉
    松本亮
    異儀田夏葉(KAKUTA)
    川村紗也
    猪俣三四郎(ナイロン100℃)

  • スタッフ
    舞台美術:柴田隆弘
    舞台監督:青野守浩
    照  明:葛西健一
    音  響:星野大輔(サウンドウィーズ)
    衣装アドバイザー:阿部美千代(MIHYプロデュース)
    演出助手:朝倉エリ
    ドラマトゥルク:上田一軒
    文芸協力:カトリヒデトシ
    アンダースタディ:加茂井彩音
    宣伝美術・撮影:下元浩人(EIGHTY ONE) 
    舞台写真:木村洋一
    映像収録:堀川高志(kutowans studio)
    宣  伝:吉田プロモーション
    制作協力:安井和恵、佐藤美紘 <三鷹公演>
    制  作:笠原希(ライトアイ)
    協  力:イマジネイション、kitokito、 (有)キューカンバー、
    krei inc.、鈍牛倶楽部、河村都、吉田電話、鎌江文子、上田耕司、
    長橋遼也、奥村威、竹内桃子、姫野ねむり、寺井ゆうこ、河合ゆかり、
    江頭りか子、松下美波、株式会社メッセ、加藤泉、板倉葵、
    菊池伸枝、市原文太郎、濱田真輝、小早川保隆
    企画・製作:一般社団法人iaku <三鷹公演>
    協  賛:(公財)八尾市文化振興事業団<八尾公演>
    主  催:(公財)三鷹市スポーツと文化財団<三鷹公演>
    主  催:一般社団法人iaku<八尾公演>

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