【大阪・劇団・演劇】iaku(いあく)

iakuとは

劇作家・横山拓也による演劇ユニット。緻密な会話が螺旋階段を上がるようにじっくりと層を重ね、いつの間にか登場人物たちの葛藤に立ち会っているような感覚に陥る対話中心の劇を発表している。間口の広いエンタテインメントを意識しながら、大人の鑑賞に耐え得る作品づくりを心掛け活動中。

[代表作]

「エダニク」(2009年/第15回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞)
「人の気も知らないで」(2013年/第1回せんだい短編戯曲賞大賞受賞)
「粛々と運針」「ハイツブリが飛ぶのを」(2017年/大阪文化祭奨励賞受賞)
「逢いにいくの、雨だけど」(2019年/第22回鶴屋南北戯曲賞 ノミネート、第26回OMS戯曲賞佳作受賞、2021年/第29回読売演劇大賞上半期作品賞ベスト5選出)
「あつい胸さわぎ」(2019年/出演の枝元萌が第27回読売演劇大賞優秀女優賞受賞)
「The last night recipe」(2020年/第65回岸田國士戯曲賞ノミネート)

横山 拓也Takuya Yokoyama

横山拓也(よこやま・たくや)
1977年1月21日生まれ。大阪府出身。劇作家、演出家、iaku代表。鋭い観察眼と綿密な取材を元に、人間や題材を多面的に捉える作劇を心がけている。身近にある社会的な問題を取り上げながら、エンタテインメントとユーモアに富んだ会話劇に定評がある。「消耗しにくい演劇作品」を標榜し、精力的に再演を実施。「人の気も知らないで」や「エダニク」は、iaku以外の多数の団体に上演されている。また、劇団俳優座、文学座、新国立劇場、PARCOプロデュース等への作品提供多数。

[主な外部作]

2020年 劇団俳優座「雉はじめて鳴く」(演出:眞鍋卓嗣)
2021年 文学座「ジャンガリアン」
2022年 劇団俳優座「猫、獅子になる」

[受賞歴]

2009年 第15回日本劇作家協会新人戯曲賞「エダニク」
2013年 第1回せんだい短編戯曲賞大賞「人の気も知らないで」
2017年 吹田市文化功労者表彰
2017年 (第72回)文化庁芸術祭賞 新人賞受賞 「ハイツブリが飛ぶのを」の脚本
2018年 平成30年度咲くやこの花賞(文芸その他部門)
2018年 第26回OMS戯曲賞佳作「逢いにいくの、雨だけど」

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