「目頭を押さえた」

「エダニク」の再演を見てくれた大阪のABCホールのプロデューサーがTwitterで「こんな作品をつくりたい」というような主旨のつぶやきをしていたのを見逃さず、直接ABCホールへ出向いて「あれは僕たち(横山拓也と上田一軒)へのラブコールですよね」と詰め寄り、ABCホールプロデュースで新作を作らせてもらうことになりました。今思うと、なかなかの行動力です。ABCホールはとても真摯な姿勢で作品づくりに取り組んでくれて、キャスティングは作品に合うことを重視し、チラシデザインも演出家の意見を一番大事にしてくれました。小劇場レベルではなかなかハードルの高い子役の出演も叶い、作品世界に厚みが生まれました。iakuによる再演でも初演時とまったく同じキャスト、スタッフで上演して「ああ、こんなに大変な公演だったのか」と、今もABCホールに足を向けて寝ることができません。

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あらすじ

畿央地域の山間にある人見村。衰退の一途を辿るこの村の林業と、この地で古くから行われてきた喪屋における葬儀。この2つの伝統を担ってきた中谷家と、8年前に都市から越してきた杉山家は親戚関係にあったが、杉山が葬祭コンサルタント業を人見村に持ち込んだことで、家族間の溝は深かった。ただ、同い年の高校生の娘たちは、子どもの頃から親友のような存在である。杉山の娘・遼は、母の形見である一眼レフカメラを愛用し、村に暮らす人たちのポートレートを「遺影」と称して撮影してきた。中谷の娘・修子は、遼の写真が大好きでいつも率先してモデルになった。そんな修子と遼が迎えた高校三年生の夏。この小さな田舎でセンセーショナルな出来事が起きる。それは、村に暮らす大人や子ども、すべての無名人たちの未来を、哀しみを伴う希望で包んだ。


thum_megashira1「目頭を押さえた」

日程・会場 
2013年12月7日(土)~8日(日) 三重県総合文化センター
三重県文化会館 小ホール《Mゲキセレクション》
2013年12月12日(木)~15日(日) 東京 こまばアゴラ劇場

作 横山拓也
演出 上田一軒

出演
金替康博(MONO)
緒方晋(The Stone Age)
魔瑠(遊気舎)
橋爪未萠里(劇団赤鬼)
松永渚
うえだひろし(リリパットアーミーⅡ)
七味まゆ味(柿喰う客)
野村脩貴(ルート)

スタッフ
舞台監督:武吉浩二(Quantum Leap*)
照明:池田哲朗(PAC West)
音響:三宅住絵(Quantum Leap*)
舞台美術:柴田隆弘
演出助手:北山佳吾、鎌江文子
衣装協力:田中秀彦(iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA)
宣伝写真:堀川高志(kutowans studio)
宣伝美術・WEBデザイン:下元浩人(81 EIGHTY ONE)
制作協力:尾崎雅久(尾崎商店)、溝端理恵子(茶ばしら、)
制作:笠原希(iaku/ライトアイ)
協力:ABCホール
提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場<東京公演>
主催:三重県文化会館[指定管理者:(公財)三重県文化振興事業団]<三重公演>
助成:芸術文化振興基金
企画・製作:iaku

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stage28086_1ABCホールプロデュース第3弾
「目頭を押さえた」

日程・会場 
2012年7月20日(金)~23日(月) 大阪 ABCホール

作 横山拓也(売込隊ビーム)
演出 上田一軒(スクエア)

出演
金替康博(MONO)
緒方晋(The Stone Age)
魔瑠(遊気舎)
橋爪未萠里(劇団赤鬼)
松永渚
うえだひろし(リリパットアーミーⅡ)
七味まゆ味(柿喰う客)
野村脩貴(ルート)

スタッフ
舞台監督:武吉浩二(Quantum Leap*)
照明:池田哲朗(PAC West)
音響:三宅住絵(Quantum Leap*)
舞台美術:柴田隆弘
演出助手:鎌江文子
衣装:田中秀彦(iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA)
宣伝美術・宣伝写真:堀川高志(kutowans studio)

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